【難読駅名】読めたら天才！？長野県の難しい駅名 35選

長野県には、読みにくいけど歴史や地元の特色が詰まった駅名がたくさんあります。

 

正直、初見で読めたら天才！ってくらい難しいものも…。

 

今回は、そんな「長野県の難読駅名」をクイズ感覚で楽しみながらご紹介します。

 

地元の人なら知ってるかも？

 

ぜひ挑戦してみてください！

 

 

為栗駅（JR飯田線）

 

「栗」と書いてあるので、なんとか「くり」と読めそうすが…

 

実は「してぐり」と読みます。

 

下伊那郡天龍村に位置する無人駅で、1日の利用者はわずか数人程度。この駅名は、昔の地名に由来しています。「為栗」とは、この地域に伝わる古い読み方で、今では地元でもこの読み方を知らない人が多くなっています。周辺は山に囲まれており、長閑な景色が広がります。近くには天龍川が流れていて、自然豊かな環境が魅力です。

 

鼎駅（JR飯田線）

「鼎」は見たことのある漢字だけど、どう読むか迷いますよね。

つい「てい」や「かまえ」と読みたくなるかもしれませんが…

 

正解は「かなえ」です。

 

飯田市にある鼎駅は、地域の縁起の良い駅名としても知られています。「鼎（かなえ）」は、古代中国の三本足の器を指し、権力の象徴とされていました。この駅名は、それにあやかったものです。飯田市では、かつて「鼎神社」と呼ばれる神社があり、そこから地名が取られたとも言われています。

 

冠着駅（JR篠ノ井線）

「冠着」って読めそうで読めない。

最初は「かんちゃく」とか「かんき」と思いがちですが…

 

実は「かむりき」と読みます。

 

この駅は冠着山の麓にあります。駅名の由来もこの山で、「冠のような形をした山」という意味があります。冠着山はハイキングに人気で、特に秋には紅葉が美しいことで知られています。昔から地元の人々に愛されてきたこの山は、地域のシンボル的な存在です。山岳信仰も深く、山岳宗教の修行場としても歴史があります。

 

姨捨駅（JR篠ノ井線）

「姨捨」という駅名、これはちょっと難しかったかな？

 

正しくは「おばすて」と読みます。

 

姨捨山の伝説は、年老いた母親を山に捨てるという悲しい物語です。この駅はその伝説にちなみ名付けられています。駅からは、特に夜景が美しいことで知られており、姨捨駅は全国でも有名な「スイッチバック式」駅でもあります。夜景を見るためにわざわざ途中下車する観光客も多く、その美しさは「日本三大車窓」に数えられるほど。歴史と自然の融合した場所です。

 

渕東駅（松本電鉄上高地線）

「渕東」と書いて「ふちひがし？」と読みたくなりますが…

 

実際は「えんどう」と読みます。

 

松本電鉄の上高地線にある小さな駅です。上高地へ向かう途中にあり、自然の豊かな観光地の玄関口でもあります。「渕東」という地名は、もともと川沿いの地域に由来していて、昔は水害も多かった場所だとか。現在は、上高地へのアクセスが便利なため、観光客の利用が増えています。

 

洗馬駅（JR中央本線）

 

「洗う馬？」と思ってしまうこの駅名。どう読むんでしょう？

 

正解は「せば」と読みます。

 

塩尻市にある洗馬駅は、戦国時代の武将・木曽義仲にまつわる伝説が残っています。義仲がこの地で馬を洗ったという話から「洗馬」という名前がついたと言われています。駅の周辺は田園風景が広がっており、静かでのどかな地域です。観光名所としてはあまり知られていませんが、地元の人たちには親しまれた名前です。

 

梓橋駅（JR大糸線）

「梓」と「橋」。どちらも見慣れた漢字だけど、実際どう読む？

 

正解は「あずさばし」と読みます。

 

松本市にあるこの駅は、梓川にかかる橋に由来しています。梓川は日本アルプスの美しい景色を楽しめる場所で、特に夏には観光客が多く訪れるエリアです。「梓」という漢字は、信州の地名や木材の一種としてもよく使われており、地元に根付いた言葉です。梓橋駅も、その名の通り自然豊かな環境に囲まれた静かな場所です。

 

簗場駅（JR大糸線）

一見シンプルな漢字ですが、これが意外と難読！

 

正解は「やなば」です。

 

簗場駅は、大町市にある小さな駅で、冬季にはスキー場のアクセス駅として賑わいます。駅名の由来は、川で魚を捕るための仕掛け「簗（やな）」からきています。昔、この地域では川魚の漁が盛んで、簗場という地名が付けられました。今ではその名残は少なくなっていますが、地域の歴史を感じさせる名前です。

 

牟礼駅（しなの鉄道北しなの線）

「牟」という字が読みにくいですが、どう読むのでしょう？

 

正解は「むれ」と読みます。

 

牟礼駅は、飯綱町に位置する駅で、自然豊かな場所です。この地名は平安時代から続く古い地名で、「牟礼」という字は、昔の地形や地域の役割に関連して名付けられたとされています。周辺はハイキングコースが豊富で、飯綱山など登山者に人気のスポットもあります。

 

野尻駅（しなの鉄道北しなの線）

「のじり」と読めそうですが、正しい読み方は？

 

そのまま「のじり」と読みます。

 

野尻駅は、野尻湖に近い場所にあります。野尻湖は、古代湖として知られ、湖底には旧石器時代の遺跡が残されています。湖では釣りやボートが楽しめ、特にブラックバス釣りのスポットとして有名です。駅の名前は、この美しい湖にちなんで名付けられています。

 

茅野駅（JR中央本線）

 

「茅」と「野」で、一見すると「かやの」と読みたくなりますが…

 

正解は「ちの」と読みます。

 

茅野駅は、八ヶ岳山麓の玄関口として、多くの登山者や観光客が訪れる駅です。「茅野」という名前は、昔この地域に茅葺きの家が多く建てられていたことに由来します。現在でも自然豊かな風景が広がり、観光の拠点として賑わっています。

 

南木曽駅（JR中央本線）

この駅名、パッと見は「なんぎそ」と読んでしまいそうです。

 

実は「なぎそ」と読みます。

 

南木曽駅は、木曽谷の南部に位置し、歴史ある街並みが残るエリアです。特に、木曽路の一部として、中山道の宿場町・妻籠宿が有名で、歴史好きにはたまらない場所です。駅名の「南木曽」は、この地域の豊かな自然や木材産業に由来しています。

 

滑津駅（上田電鉄別所線）

「滑る」という字が使われていて、つい「すべつ」や「なめつ」と読んでしまいがちですが…

 

正しくは「なめつ」と読みます。

 

滑津駅は、長野県上田市にある上田電鉄別所線の駅です。地名の由来は、川が滑らかに流れる様子からきています。この地域には昔から温泉地があり、滑津温泉は地元の人々に親しまれてきました。駅の近くには、古いお寺や神社も点在しており、歴史的な風景と自然が織り交ざる場所です。上田電鉄沿線の旅には、のんびりした時間を過ごすのにぴったりな駅です。

 

安茂里駅（JR信越本線）

「安茂里」と書いて、「やすもり」と読んでしまいがちですよね。

 

実は「あもり」と読みます。

 

長野市に位置する安茂里駅は、古くからの集落が広がる地域にあります。駅名の「安茂里」という地名は、江戸時代から続くもので、地域の安定や豊かな土地を表す言葉として名付けられたと言われています。現在でも長野市のベッドタウンとして、多くの人が暮らすエリアです。駅周辺には静かな住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気が特徴です。

 

贄川駅（JR中央本線）

 

「贄」という漢字が難しいですが、見たことありますよね？

 

その通り「にえかわ」と読みます。

 

木曽町にある贄川駅は、中山道の宿場町のひとつ、贄川宿に近い場所に位置しています。「贄（にえ）」とは、神に供える生贄のことを指し、この地域でかつて狩猟や漁が盛んだったことに由来しています。歴史的な建物が多く残る町並みは、江戸時代の風情を感じることができ、観光客に人気のエリアです。

 

聖高原駅（JR篠ノ井線）

「聖」と書いて「せい」と読みたくなりますが…

 

実際は「ひじりこうげん」と読みます。

 

聖高原駅は、長野県の山間部に位置する駅で、豊かな自然と美しい風景が広がる高原リゾートエリアです。駅名の由来は、地域にある「聖山（ひじりやま）」から取られています。この地域は、避暑地としても人気があり、夏の登山やハイキングに訪れる観光客が多いです。特に秋には紅葉が美しく、自然愛好家にとっても見どころの多いエリアです。

 

北小谷駅（JR大糸線）

「北小谷」ってシンプルだけど、意外と難しい読み方かも？

 

実は「きたおたり」と読みます。

 

北小谷駅は、白馬村に近い場所にあり、冬はスキー客が多く利用する駅です。駅名の「小谷（おたり）」という地名は、かつての村名に由来しています。この地域は昔から、険しい山々に囲まれた地形であり、「小さな谷間」という意味を持つ「小谷」がそのまま地名になっています。スキーや登山を楽しむ観光客には、よく知られているスポットです。

 

明科駅（JR篠ノ井線）

「明科」はパッと見「めいしな」や「みょうしな」と読んでしまいそうですが…

 

正しくは「あかしな」と読みます。

 

この駅は安曇野市に位置し、美しい自然に囲まれた場所にあります。「明科」という地名は、古代から続く地名で、地域が朝日を浴びて輝く風景を表していると言われています。周辺は穏やかな田園風景が広がり、登山やハイキングの拠点としても知られています。安曇野の自然美を感じられるスポットとして、四季折々の景色が楽しめます。

 

三溝駅（JR大糸線）

「三溝」って、どう読めばいいのか迷いますよね。

 

実際には「みみぞ」と読みます。

 

三溝駅は、長野県松本市に位置する小さな駅です。地名の由来は、かつてこの地域に三つの大きな溝があったことから来ています。周辺は農業が盛んで、駅の近くには田んぼが広がっており、静かでのどかな風景が広がっています。地域の人々にとっては、古くから親しまれてきた場所です。

 

城下駅（上田電鉄別所線）

「城下町」を連想するこの駅名、どう読む？

 

そのまま「しろした」と読みます。

 

上田市にある城下駅は、その名の通り上田城の城下町に由来しています。駅周辺には、歴史的な建造物が多く残っており、特に上田城跡は観光スポットとして有名です。戦国時代には、真田氏が治めていた城として知られ、歴史ファンにはたまらないエリアです。現在でも観光客が多く訪れる場所で、城下町の風情を感じられます。

 

冠着駅（JR篠ノ井線）

一見すると「かんちゃく」と読んでしまいそうなこの駅名ですが…

 

答え：実は「かむりき」と読みます。

 

冠着駅は、冠着山（別名：姨捨山）のふもとに位置し、その名は「冠を被ったような山」という意味から付けられました。この駅は、スイッチバック方式を採用した珍しい駅で、絶景が楽しめることで有名です。特に秋の紅葉シーズンには、訪れる観光客で賑わいます。

 

曲淵駅（JR篠ノ井線）

「曲」という字が入っていると、つい「まがりぶち」とか「まがりふち」と読んでしまいそうですが…

 

答え：正解は「まがりぶち」と読みます。

 

曲淵駅は、長野市にある小さな無人駅で、周辺は自然に囲まれた静かな地域です。駅名は、この地域の川の曲がりくねった流れから名付けられています。川のせせらぎが聞こえる穏やかな環境で、リラックスできる場所です。歴史的には、この地域の地形や自然が駅名に反映されています。

 

北殿駅（JR飯田線）

 

「殿」という字が入っているので、「きたとの」と読みたくなりますが…

 

答え：実は「きたどの」と読みます。

 

北殿駅は、駒ヶ根市に位置する小さな駅で、周囲は豊かな自然に囲まれています。「殿」とは、この地域にかつて殿様が住んでいたことに由来しており、歴史的な背景がある駅名です。地元では親しまれている名前で、現在もその名残を感じることができます。

 

伊那松島駅（JR飯田線）

「伊那」と「松島」で、「いなまつしま」と読めそうですが…

 

答え：その通り「いなまつしま」と読みます。

 

伊那市に位置するこの駅は、伊那谷の玄関口として知られています。駅名は、伊那谷と松島という地域名を組み合わせたものです。周辺には豊かな自然が広がり、特に南アルプスを望む風景が美しいです。観光やハイキングの拠点としても利用されることが多い駅です。

 

千曲駅（しなの鉄道）

「千曲」と書いて、「ちくま」？それとも「せんきょく」？

 

答え：正解は「ちくま」と読みます。

 

千曲駅は、長野県千曲市に位置しており、千曲川にちなんで名付けられました。千曲川は長野県を流れる信州の象徴的な川で、古くからこの地域の人々にとって生活の一部となってきました。川沿いには四季折々の風景が広がり、特に秋には美しい紅葉が楽しめるエリアです。歴史的にも、千曲川は歌や詩に詠まれたことがあり、その名を耳にする人も多いでしょう。

 

曲淵駅（JR篠ノ井線）

「曲」という字が入っていると、「まがりぶち」と読んでしまいそうですが…

 

答え：正解は「まがりぶち」と読みます。

 

曲淵駅は、長野市内の静かな田舎にある無人駅です。この地域は、自然に囲まれていて、曲がりくねった川や田園風景が広がっています。駅名の由来は、川の流れが曲がりくねっていることから「曲淵」と名付けられたとされています。駅周辺はのんびりとした時間が流れ、訪れると心が和むような場所です。

 

生坂駅（JR大糸線）

「生坂」と書いて、「なまさか」？それとも「いきざか」？

 

答え：正解は「いくさか」と読みます。

 

生坂駅は、大糸線沿線にある小さな駅です。この地域は、自然豊かな山間に位置しており、特に生坂村周辺では美しい山々と清流を見ることができます。「生坂」という地名は、地元の昔からの読み方が反映されており、この地域に住む人々にとっては馴染み深いものです。ハイキングや自然散策に最適なエリアとして知られています。

 

青柳駅（JR中央本線）

 

「青」と「柳」で「せいりゅう」？それとも「あおやぎ」？

 

答え：実は「あおやぎ」と読みます。

 

青柳駅は、長野県の諏訪郡富士見町に位置する駅で、中央本線の停車駅です。この地域は、八ヶ岳の麓に広がる自然豊かな場所で、特に夏には避暑地としても知られています。駅名の「青柳」は、古くからの地名で、江戸時代にはこの地域で多くの柳が茂っていたことが名前の由来です。自然と調和した静かな生活を楽しむには最適な場所です。

 

北殿駅（JR飯田線）

「北殿」と書いて、「きたとの」か「ほくでん」？どっちだろう？

 

答え：実は「きたどの」と読みます。

 

北殿駅は、長野県の駒ヶ根市にある駅で、周囲は緑豊かな自然に囲まれています。「殿」とつく駅名は日本でも少なく、この地名はかつての武士や大名がこの地域を支配していたことに由来していると言われています。現在でも歴史の名残を感じさせる場所で、観光客にも人気があります。

 

富士見駅（JR中央本線）

「富士見」というからには富士山が見える場所？読み方はそのままでしょうか？

 

答え：その通り、「ふじみ」と読みます。

 

富士見駅は、その名の通り晴れた日には富士山を望むことができる場所に位置しています。特に冬の晴れた日には、遠くにそびえる富士山の姿がはっきりと見え、その景色は圧巻です。この地域は、観光地としても人気があり、登山や自然散策を楽しむ人々が訪れます。駅周辺にはリゾート地も多く、長期滞在を楽しむ旅行者も多いです。

 

須坂駅（長野電鉄）

これは読めるかもしれませんね。

 

正しくは「すざか」と読みます。

 

須坂駅は、長野電鉄の主要駅で、長野市から近く観光客にも人気のスポットです。特に、駅周辺には昭和レトロな雰囲気が残る街並みが広がっており、観光地としても注目されています。近くには温泉地や美術館もあり、歴史と文化に触れることができるエリアです。四季折々の風景も楽しめるため、多くの観光客が訪れる場所です。

 

中込駅（JR小海線）

「中込」と書いてなんと読むでしょうか？

 

正解は「なかごみ」と読みます。

 

中込駅は、小海線沿線にある駅で、長野県佐久市に位置しています。この地域は、佐久平という広大な平地にあり、自然が広がるのどかな風景が特徴です。「中込」という名前は、昔からの地名に由来し、地域の中心的な集落であったことから名付けられたと言われています。現在でも、地域の人々に親しまれている名前です。

 

伊那松島駅（JR飯田線）

「伊那」と「松島」で「いなまつしま」と読めそうですが…

 

その通り「いなまつしま」と読みます。

 

伊那松島駅は、伊那谷の玄関口として知られています。駅名は、伊那谷と松島という地域名を組み合わせたもので、周辺には豊かな自然が広がり、特に南アルプスを望む風景が美しいです。観光やハイキングの拠点としても利用されることが多い駅です。

 

北小谷駅（JR大糸線）

 

「北小谷」ってシンプルだけど、意外と難しい読み方かも？

 

実は「きたおたり」と読みます。

 

北小谷駅は、白馬村に近い場所にあり、冬はスキー客が多く利用する駅です。駅名の「小谷（おたり）」という地名は、かつての村名に由来しています。この地域は昔から、険しい山々に囲まれた地形であり、「小さな谷間」という意味を持つ「小谷」がそのまま地名になっています。スキーや登山を楽しむ観光客には、よく知られているスポットです。

 

小淵沢駅（JR小海線）

「小淵沢」と聞くと、観光地として有名ですが、読み方はそのままでしょうか？

 

正解は、「こぶちざわ」と読みます。

 

小淵沢駅は、八ヶ岳の南麓に位置する駅で、中央本線と小海線が交差する交通の要所です。この地域は、自然が豊かで、登山やハイキングの拠点として知られています。また、リゾート地としても人気があり、乗馬や高原リゾートを楽しむ観光客が多く訪れます。駅周辺には、温泉や美術館、リゾート施設が充実しており、四季折々の景観を楽しむことができる魅力的なエリアです。

 

まとめ：長野県の難読駅名

長野県には、読み方が難しい駅名がたくさんあり、それぞれに地域の歴史や自然が深く関わっています。

これらの駅名を知ることで、その土地の文化や背景も理解することができ、より深い旅の楽しみ方ができるでしょう。

 

次に長野を訪れる際には、ぜひこれらの駅名を意識してみてください。

きっと、新たな発見があるはずです！