突然ですが、「舎人」、これ、どう読みますか?
正解は「とねり」。
えっ、読めた?それならあなたは難読地名マスターの素質あり!
東京都には、地元民でも意外と読み間違えてしまう地名がたくさんあります。
「なんて読むのこれ?」と思わず調べたくなるような地名が至る所に点在しているんです。
今回は、そんな東京都の難読地名を30選に厳選してご紹介。
クイズ感覚で楽しみながら、東京の隠れた地名の秘密に迫ってみましょう!
それでは早速いってみましょう!
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目次
- 1 馬喰町(中央区)
- 2 等々力(世田谷区)
- 3 砧(世田谷区)
- 4 鑓水(八王子市)
- 5 洗足(目黒区)
- 6 舎人(足立区)
- 7 十二社(新宿区)
- 8 箪笥町(新宿区)
- 9 駒繋(世田谷区)
- 10 廻田町(東村山市)
- 11 烏山(世田谷区)
- 12 小豆沢(板橋区)
- 13 貫井(練馬区)
- 14 石神井(練馬区)
- 15 百草(日野市)
- 16 小日向(文京区)
- 17 鹿骨(江戸川区)
- 18 人里(西多摩郡檜原村)
- 19 乞田(多摩市)
- 20 回田町(小平市)
- 21 青梅(青梅市)
- 22 福生(福生市)
- 23 拝島(昭島市)
- 24 九品仏(世田谷区)
- 25 千駄ヶ谷(渋谷区)
- 26 神楽坂(新宿区)
- 27 御徒町(台東区)
- 28 雑司が谷(豊島区)
- 29 日暮里(荒川区)
- 30 佃(中央区)
- 31 まとめ:東京都の難読地名
馬喰町(中央区)
「馬喰町」、これ、最初は「うまぐいまち」なんて読みたくなりませんか?
実は「ばくろちょう」と読みます。
この地名は、江戸時代に馬の売買が盛んに行われたことが由来と言われています。当時の商人たちの活気あふれる姿が目に浮かぶような地名ですよね。現在は、JR総武快速線の駅名としても有名ですが、初見で正しく読める人はなかなかいないのではないでしょうか。
等々力(世田谷区)
こちら、つい「とうとうりき」と読んでしまいそうです。
正解は「とどろき」です!
等々力渓谷という自然豊かな観光スポットがある世田谷区のエリアです。東京23区内で唯一の渓谷として知られており、都会の喧騒を忘れられる癒しスポットになっています。名前の由来には「轟く滝の音」が関係しているとも言われています。
砧(世田谷区)
「砧」、この漢字を見たことない人も多いのではないでしょうか。
でも、これは「きぬた」と読みます。
砧は昔、布を柔らかくするために使った「砧木(きぬたぎ)」が名前の由来とされています。現在では、広大な砧公園や美術館などがあり、地元の人々の憩いの場となっています。簡単そうで意外と読みにくい地名ですね。
鑓水(八王子市)
「鑓水」、東京は難しい地名がなんとも多いようで。
正解は「やりみず」です!
鑓水は、戦国時代に武士が鑓(やり)を洗った場所とされており、その歴史が地名に反映されています。このエリアは八王子市の外れにあり、現在でも豊かな自然が残っています。歴史を感じる地名ですね。
洗足(目黒区)
「洗足」、ぱっと見で「あらいあし」なんて思いませんか?
答えは「せんぞく」です。
洗足池の伝説に基づいてつけられた地名で、平安時代の僧侶がここで足を洗ったという逸話が由来です。池の周辺には公園が整備されており、歴史を感じながら散策を楽しむことができます。
舎人(足立区)
「舎人」、これはどう読んでも「しゃじん」だと思ってしまいますよね?
正解は「とねり」です。
舎人という地名は、古代に「舎人(とねり)」という役職が存在したことに由来しています。現在では、舎人ライナーという鉄道が走り、地域の交通の要となっています。地元の人でも最初は読み方に戸惑ったとか。
十二社(新宿区)
「十二社」、これも「じゅうにしゃ」と読みたくなりそうですね。
実は「じゅうにそう」と読みます。
新宿区にあるこの旧地名は、江戸時代に存在した「十二の社」が由来です。現在では西新宿の高層ビル群に囲まれた地域ですが、歴史の名残が感じられる名前となっています。
箪笥町(新宿区)
「箪笥町」、この漢字は見たことがある?なんだっけ?
正解は「たんすまち」です!
江戸時代、このエリアでは箪笥や家具職人が多く集まっていたことからこの名前がつきました。現在も古い街並みが残り、東京の伝統を感じられる地域です。
駒繋(世田谷区)
「駒繋」、これを「こまつなぎ」とすぐ読める方は少ないかもしれませんね。
正解はそのまま「こまつなぎ」です。
この地名は世田谷区にある旧地名です。かつてこの地域が馬をつなぐための場所だったことに由来しています。歴史を感じる地名ですが、現在では閑静な住宅街として知られています。地元の人にとっては馴染み深い名前ですが、外部の人にとっては難読地名のひとつでしょう。
廻田町(東村山市)
「廻田町」、これも「まわりたちょう」とは読みにくいですよね。
でも、正解は「めぐりたちょう」です。
この地名は、昔、地域を囲む川や道がめぐっていたことが由来とされています。東村山市に位置するこの町は、静かな住宅地が広がり、穏やかな雰囲気が魅力です。歴史的な背景を知ると、名前にも親しみが湧きますね。
烏山(世田谷区)
「烏山」、これを読める人は多いでしょうか?「とりやま」?
実は「からすやま」と読みます!
世田谷区のこの地域は、古くから「からすが飛び交う山」が由来とされています。現在では住宅街や商店街が広がり、地元の人々に親しまれている地域です。「烏」の文字が難しく感じますが、意外とシンプルな読み方ですね。
小豆沢(板橋区)
「小豆沢」、一瞬「こまめざわ」なんて読んでしまいそうですが…
正解は「あずさわ」です。
板橋区に位置するこの地名は、小豆の栽培が盛んだったことに由来していると言われています。現在は公園や公共施設が充実しており、地元住民の憩いの場となっています。落ち着いた雰囲気のエリアです。
貫井(練馬区)
「貫井」、ぱっと見で「ぬきい」と読んでしまいそうですよね。
でも正しくは「ぬくい」です!
練馬区に位置するこの地名は、かつて「温かい湧き水」があったことが由来とされています。現在では住宅地として発展していますが、名前にはその土地の自然が反映されています。シンプルな漢字ですが、意外と難読です。
石神井(練馬区)
「石神井」、こちらも「いしがみい」なんて読んでしまいそうです。
正解は「しゃくじい」です!
練馬区に位置するこの地名は、石神井川や石神井公園など、自然豊かなエリアとして知られています。地名の由来には諸説ありますが、古代の地名がそのまま残ったと言われています。東京のオアシス的存在の地域ですね。
百草(日野市)
「百草」、これは「ひゃくそう」と読んでしまいがちですが…
正解は「もぐさ」です。
日野市に位置するこの地名は、漢方薬などに使われる「艾(もぐさ)」が由来とされています。この地域では古くから草木を利用した文化があったようです。歴史を感じさせる地名ですが、初見では読み間違える人も多いでしょう。
小日向(文京区)
「小日向」、一見「こひなた」と読んでしまいそうですが…
正解はその通り「こひなた」です!
文京区にあるこの地名は、江戸時代の武家屋敷が立ち並んでいた地域で、「日当たりの良い場所」が由来とされています。現在では高級住宅地としても知られており、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。
鹿骨(江戸川区)
「鹿骨」、これは「しかほね」なんて読んでしまいそうですよね?
実は「ししぼね」と読みます。
江戸川区にあるこの地名は、昔、この地域に鹿が多く生息していたことに由来していると言われています。名前の響きが独特で、覚えると話のネタになりそうです。静かな住宅街が広がるエリアです。
人里(西多摩郡檜原村)
「人里」、これも「ひとざと」と読んでしまいそうですが…
正解は「へんぼり」です。
西多摩郡檜原村に位置するこの地名は、山間の集落が広がるエリアで、かつて人が住む場所として名付けられました。自然豊かな環境が広がり、東京とは思えないほど静かな雰囲気が魅力です。
乞田(多摩市)
「乞田」、これは「こうだ」でしょうか?
正解は「こった」です!
多摩市にあるこの地名は、昔この地域にある田畑で農作物を「乞う」ように祈りが捧げられたことが由来とされています。現在は商業施設も立ち並び、多摩ニュータウンの一部として親しまれていますが、地名の読み方には歴史が感じられますね。
回田町(小平市)
「回田町」、同じ漢字が繰り返されるこの地名、どう読むでしょう?
正解は「めぐりたちょう」です。
さっき紹介した東村山市の廻田町とは別の地域です。小平市にあるこの地名は、土地を巡るように川が流れていたことから命名されたと言われています。現在は住宅地としても発展しており、地域の学校や施設も充実しています。どこか昔の情景が目に浮かぶような名前です。
青梅(青梅市)
「青梅」、これはそのまま「あおうめ」と読めそうですが、実は…
正解は「おうめ」と読みます!
青梅市は、かつて「青い梅」がよく採れたことが地名の由来とされています。自然豊かなエリアで、多摩川沿いの観光スポットや青梅線など、どこか懐かしい雰囲気が漂う地域です。東京の郊外の魅力を感じられる場所ですね。
福生(福生市)
「福生」、これを読める方は難読地名マスターです!
正解は「ふっさ」と読みます。
福生市は、横田基地が近くにあることで有名で、アメリカ文化が根付いた地域です。「福が生まれる」という縁起の良い意味を持つ地名でもあり、古くから親しまれています。読み方が難しい割に覚えやすい名前かもしれません。
拝島(昭島市)
「拝島」、これは「おがみじま」と読んでしまいそうですが…
正解は「はいじま」です!
昭島市に位置する拝島は、昔、神仏を拝む場所が多くあったことが名前の由来とされています。現在は交通の要所としても発展し、JR拝島駅がある地域です。歴史とモダンが混ざり合った魅力ある地名ですね。
九品仏(世田谷区)
「九品仏」、これはそのまま「きゅうひんぶつ」と読んでいいのでしょうか?
正解は「くほんぶつ」です!
世田谷区のこの地名は、九品仏浄真寺というお寺に由来しています。「九品(くほん)」とは、仏教の浄土における九つの位を指しています。落ち着いた住宅街に位置し、歴史を感じられる地域です。
千駄ヶ谷(渋谷区)
「千駄ヶ谷」、ぱっと見難しそうなこの地名は?
正解は「せんだがや」です!
渋谷区にある千駄ヶ谷は、かつて「千駄」という量の薪を運び込んだことが名前の由来とされています。現在はファッションやカルチャーの発信地としても知られていますが、名前には意外な歴史があります。
神楽坂(新宿区)
「神楽坂」、関東の人は分かりますよね?
その通り「かぐらざか」です!
新宿区にあるこの地名は、かつて神楽の演奏が盛んだったことから名付けられたと言われています。現在は石畳の小道や料亭が並ぶ、大人の雰囲気漂う街として知られています。
御徒町(台東区)
「御徒町」、これは代表的な難読地名です。
正解は「おかちまち」です。
台東区に位置する御徒町は、江戸時代に「御徒(おかち)」という足軽が住んでいた場所に由来しています。現在はアメ横などの賑やかな商業エリアとして知られており、観光客にも人気のスポットです。
雑司が谷(豊島区)
「雑司が谷」、「ざっしがたに」と読んでしまいそうですが…
正解は「ぞうしがや」です!
豊島区に位置するこの地名は、古くから鬼子母神堂がある地域として知られています。地名の由来には諸説ありますが、現在は静かな住宅街と文化施設が点在する地域です。
日暮里(荒川区)
「日暮里」、これは「ひぐれざと」と読んでしまいがちですよね。
正解は「にっぽり」です!
荒川区にある日暮里は、「日が暮れるまで眺めたくなる美しい里」という意味から名付けられたと言われています。現在は繊維街として有名で、歴史ある商店街が多くの観光客を魅了しています。
佃(中央区)
「佃」、これをすぐに読める人はすごいですね!
正解は「つくだ」です。
中央区にあるこの地名は、かつて大阪の佃島から移住してきた漁民が開拓した場所に由来しています。佃煮の発祥地としても知られており、歴史を感じられる魅力的な地域です。
まとめ:東京都の難読地名
東京都の難読地名30選、いかがでしたか?
地元民なら読める地名もあれば、思わず「これなんて読むの?」と調べたくなる地名も多かったのではないでしょうか。
地名の読み方を知ることで、その土地の歴史や文化に触れられるのも面白いですね!
次回東京を訪れる際には、ぜひこれらの地名を覚えて話のネタにしてみてください。
読めた地名が多いほど、あなたは「難読地名マスター」に近づいているかもしれませんよ!
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