突然ですが、あなたは佐賀県の駅名、すべて読めますか?
「佐賀の駅なんて、簡単でしょ」と思ったそこのあなた、侮るなかれ!
実は佐賀県には、一見して読めないような駅名が多く存在するんです。
今回は、そんな佐賀県の難読駅名を10選ピックアップしてご紹介します。
読めたらちょっとした天才かも?
さあ、挑戦してみてください!
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目次
厳木駅(JR唐津線)
「厳木」という漢字、ぱっと見ただけでは「きびき」なんて読みたくなりませんか?
実は「きゅうらぎ」と読みます。
この駅名は「木が厳しく茂る谷」という意味があり、自然豊かなエリアを連想させます。昔から山々に囲まれたこの地は、緑が深く静かな環境としても知られています。訪れると、自然の美しさとともに、地元ならではの風情が感じられます。
黒川駅(松浦鉄道西九州線)
この駅名、「こくかわ」ってつい読んでしまいそうですね。
実は「くろごう」と読みます。
黒川駅は佐賀県有田町に位置し、陶磁器で有名なエリアにあります。古くから「黒」い土が豊富な地域として知られており、焼き物に使う土の採掘も行われていたと言われています。この独特の読み方は、陶器の町としての歴史が刻まれているかもしれませんね。
三間坂駅(JR佐世保線)
これは「みつまざか?」と読んでしまいそう。
正解は「みまさか」と読みます。
駅名の「三間坂」は、この地域の地形や歴史に由来しているとされます。地元では「みまさか」の読み方で親しまれていますが、初めて訪れる人にはなかなか読みにくいかもしれません。自然豊かな風景が広がる場所で、ゆっくりとした時間が流れています。
肥前麓駅(JR長崎本線)
一瞬「ひぜんろく」と読んでしまいそうですが…。
実は「ひぜんふもと」と読みます。
「麓」という漢字は、山のふもとを表し、肥前地方の自然の豊かさを象徴している駅名です。駅周辺には、古い町並みが残り、歴史を感じさせる景観が広がっています。地元の人にとっては馴染み深い駅名ですが、読み方で困惑する人も多い駅です。
中原駅(JR長崎本線)
「なかばら?」と読んでしまう人も多いかもしれません。
実際は「なかばる」と読みます。
中原駅周辺は、古くから交通の要所として栄えてきたエリアで、歴史ある建物も多く残っています。「中原」は、土地の中心を意味する言葉で、この地域の中心としての役割を果たしていたことから名付けられたとされています。
相知駅(JR唐津線)
「そうち?」と思った方、残念。
正しくは「おうち」と読みます。
相知駅のある地域は、古くから港町として栄え、唐津焼などの陶磁器の流通拠点としても重要な場所でした。駅名も、当時の物流拠点の「相知」に由来していると言われます。駅名の読み方に戸惑いがちですが、町の歴史を知ると少し親しみがわきますね。
夫婦石駅(松浦鉄道西九州線)
「ふうふいし?」と読んでしまうかも?
実際は「めおといし」と読みます。
この駅名は「夫婦岩」に由来しており、神聖な石が祀られていることからこの名前がつけられました。地元では縁結びの象徴ともされ、訪れるカップルも多いとか。地名に込められた祈りや思いが、駅名にも感じられる場所です。
新鳥栖駅(JR九州新幹線、JR長崎本線)
「しんとりす」と読みたくなりそうです。
正解は「しんとす」。
新幹線も通る新鳥栖駅は、交通の要所として九州中の人が集まる場所です。鳥栖市の新たな玄関口として、観光やビジネス客が多く利用しています。もともと「鳥栖」は古くから交通の拠点で、現代でもその重要性を引き継いでいるのです。
小城駅(JR唐津線)
こちらは「しょうじょうえき」と読みたくなりませんか?
実は「おぎえき」と読みます。
小城駅は、佐賀県内でも歴史的な町並みが残るエリアに位置しています。駅の名前は「小さな城下町」の意味を持ち、江戸時代から栄えた文化の香りが漂う場所です。観光スポットとしても人気で、情緒ある風景が訪れる人を楽しませてくれます。
江北駅(JR長崎本線)
「えほく?」と一瞬戸惑う方も多いかも。
正しくは「こうほく」と読みます。
江北駅周辺は、農業が盛んな地域で、昔から地域の中心として親しまれてきました。駅名の「江北」は、川の北側を意味しており、水運が盛んだった時代の名残が感じられます。のどかな田園風景が広がり、地元の人々に愛される駅です。
まとめ:佐賀県の難読駅名
いかがでしたか?佐賀県には、難読駅名が意外と多いんです。
それぞれの駅名には、地域の歴史や文化が反映されており、ただの名前以上の意味が込められています。
次回、佐賀県を訪れる際には、ぜひ駅名にも注目して、歴史に思いを馳せてみてください。
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