沖縄県の難読地名、あなたはいくつ読めますか?
「南風原」「保栄茂」「勢理客」など、沖縄県には普段の漢字の読み方だけでは答えにくい地名がたくさんあります。同じ漢字でも市町村によって読みが違い、所在地まで確かめたい例もありますね。
今回は本島の市町村や町名に加え、宮古島市・竹富町の地名も含めて20個を選びました。城跡や織物、島の名前として聞いた響きを、漢字と結びつけるのも楽しみ方の一つです。思い込みを少し離れて、順番に挑戦してみましょう。
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目次
南風原町(島尻郡)
南の風の原と書きますが、3文字の普段の読みは使いません。
正解は「はえばるちょう」です。
南風原町は沖縄県島尻郡にある自治体です。
「はえばるちょう」と読みます。町は琉球絣や南風原花織の産地として知られています。「南風原」を読めるようになると、織物の名前にもつながりますね。まずは「はえばる」という響きと3文字の表記を結びつけてみましょう。
読谷村(中頭郡)
「読む谷」を、どのように読めばよいのでしょうか?
正解は「よみたんそん」です。
読谷村は沖縄県中頭郡にある自治体です。
「よみたんそん」と読みます。村の末尾は「むら」ではなく「そん」です。村内には陶芸の工房が集まるやちむんの里があります。「読谷=よみたん」と覚えると、観光案内や器の産地名にも親しみが湧きますね。
今帰仁村(国頭郡)
「今」「帰る」「仁」の3文字から、読みを想像できるでしょうか?
正解は「なきじんそん」です。
今帰仁村は沖縄県国頭郡にある自治体です。
「なきじんそん」と読みます。村内の今帰仁城跡は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録されています。村名は「なきじんそん」、城跡は「なきじんじょうあと」と続けて読めます。
豊見城市(沖縄県)
「城」を「しろ」や「じょう」と読むと、正解にはなりません。
正解は「とみぐすくし」です。
豊見城市は沖縄県の市の名前です。
「とみぐすくし」と読みます。「豊見城」で「とみぐすく」となり、最後に市の「し」が付きます。市内には豊見城という町域名もあります。自治体名と町域名で同じ漢字を使うため、住所の区切りを確かめながら読んでみましょう。
宜野湾市(沖縄県)
「宜」の字と、「野」の音のつながりに注目です。
正解は「ぎのわんし」です。
宜野湾市は沖縄県の市の名前です。
「ぎのわんし」と読みます。「野」は「の」、「湾」は「わん」で、前半を「ぎの」とまとめると覚えやすいですね。市内には宜野湾という町域名もあり、そちらは「ぎのわん」。市名の後の住所も最後まで見ることが大切です。
東風平(島尻郡八重瀬町)
「東の風」と「平」の3文字。何と読むでしょうか?
正解は「こちんだ」です。
所在地は島尻郡八重瀬町です。
「こちんだ」と読みます。現在は八重瀬町の町域名です。「ひがしかぜたいら」と1文字ずつ読んでも答えにはなりません。住所を調べるときは、町名の「やえせちょう」と地区名の「こちんだ」を分けて覚えておきましょう。
喜屋武(糸満市)
3文字ありますが、読みはかなり短くなります。
正解は「きゃん」です。
糸満市の住所に使われる地名です。
「きゃん」と読みます。ここでは糸満市の喜屋武を紹介していますが、南風原町とうるま市にも同じ表記・同じ読みの町域があります。漢字だけで所在地は決められないので、市町村名まで付けて区別しましょう。
勢理客(浦添市)
お客さんを表す「客」が入っていますが、そのまま「きゃく」でしょうか?
正解は「じっちゃく」です。
勢理客は浦添市の町域名です。
浦添市の勢理客は「じっちゃく」です。一方、今帰仁村や伊是名村の同じ表記は「せりきゃく」と読みます。同じ県内でも答えが変わる難読地名ですね。この問題では「浦添市」の所在地が、読みを決める大切な条件です。
玉城仲村渠(南城市)
前半も後半も、沖縄の地名らしい独特の読みがあります。
正解は「たまぐすくなかんだかり」です。
玉城仲村渠は、南城市にある地名です。
「玉城」は「たまぐすく」、「仲村渠」は「なかんだかり」です。地内には国の重要文化財・仲村渠樋川があり、琉球石灰岩などを用いた共同用水施設として残っています。「渠」の字の難しさも印象に残る地名ですね。
保栄茂(豊見城市)
3文字の地名なのに、読みは驚くほど短くなります。
正解は「びん」です。
所在地は豊見城市です。
答えは「びん」です。豊見城市の町域名として使われています。「ほえも」などと1文字ずつ音を当てても、正解にはたどり着けません。字の数と読みの長さが大きく違うので、漢字と短い響きをひとまとまりで覚えましょう。
饒波(豊見城市)
最初の「饒」が、日常ではあまり見かけない漢字です。
正解は「のは」です。
豊見城市の住所に使われる地名です。
豊見城市の饒波は「のは」です。県内の大宜味村にも同じ漢字の町域がありますが、そちらは「ぬうは」と読みます。勢理客と同じく、市町村が変わると読みも変わる例。場所を省かずに答え合わせをしたいですね。
東江(名護市)
方角の「東」を「ひがし」と読むと、答えから離れてしまいます。
正解は「あがりえ」です。
東江は名護市の町域名です。
名護市の東江は「あがりえ」です。「東」が「あがり」、「江」が「え」となります。ひらがなにすると4文字なので、漢字2文字の印象より長い読みですね。「とうこう」と音読みせず、地名として覚えておきましょう。
為又(名護市)
「為る」と「又」の2文字から、どんな音を思い浮かべますか?
正解は「びいまた」です。
為又は、名護市にある地名です。
「びいまた」と読みます。最初は「び」だけでなく「びい」と伸びることがポイントです。名護市には我部祖河など、ほかにも特徴的な読みの地名があります。「為」を「ため」と読まないところを意識してみてください。
我部祖河(名護市)
4文字が並びますが、後ろの「河」は短く読む地名です。
正解は「がぶそか」です。
所在地は名護市です。
「がぶそか」と読みます。「河」を「かわ」と長くせず、「か」の1音にするのがポイント。名護市の町域名で、前半も「わがべ」ではなく「がぶ」です。2文字ずつ区切るなら、「がぶ・そか」と覚えられますね。
勝連平敷屋(うるま市)
前半の「勝連」と、後半の「平敷屋」を順に読んでみましょう。
正解は「かつれんへしきや」です。
うるま市の住所に使われる地名です。
「かつれんへしきや」と読みます。「平敷」は「へしき」で、最初を「ひら」とは読みません。うるま市の町域名として使われています。長い漢字の並びでも、勝連と平敷屋に分けると読みの見通しがよくなりますね。
与那城平安座(うるま市)
「平安」を「へいあん」と読むと、正解とは違う響きになります。
正解は「よなしろへんざ」です。
与那城平安座はうるま市の町域名です。
「よなしろへんざ」と読みます。平安座島は海中道路で結ばれた島として、市の案内でも紹介されています。前半の与那城は「よなしろ」、後半の平安座は短く「へんざ」。2つの難読部分を分けて覚えておきましょう。
安慶名(うるま市)
おめでたい印象の3文字ですが、どう読むのでしょうか?
正解は「あげな」です。
安慶名は、うるま市にある地名です。
「あげな」と読みます。「慶」を「けい」と読まないところが難所です。うるま市には安慶名、沖縄市には安慶田という別の町名があり、後者は「あげだ」です。最後の漢字と読みを見比べると、取り違えを防ぎやすくなりますね。
越来(沖縄市)
越えて来る、と書きますが、「こしき」と読むわけではありません。
正解は「ごえく」です。
所在地は沖縄市です。
「ごえく」と読みます。沖縄市の町名として使われており、最初は濁った「ご」です。「越」と「来」を普段の読みでつなげるのではなく、2文字をまとめて「ごえく」と覚えておきたい難読地名ですね。
平良西仲宗根(宮古島市)
長い表記ですが、前半の「平良」が最初の難関です。
正解は「ひららにしなかそね」です。
宮古島市の住所に使われる地名です。
「ひららにしなかそね」と読みます。「平良」は「たいら」ではなく「ひらら」です。宮古島市には平良東仲宗根もあり、こちらは「ひららひがしなかそね」。方角の文字が入れ替わる2つの住所を比べると覚えやすいですね。
波照間(八重山郡竹富町)
島の名前として聞いたことがある方は、漢字と結びつけてみましょう。
正解は「はてるま」です。
波照間は八重山郡竹富町の町域名です。
「はてるま」と読みます。竹富町の町域名で、波照間島にはニシ浜があります。「波」を「なみ」、「照」を「てらす」とそのまま読むのではありません。青い海の写真で見た島の名前と漢字をつなげると、印象に残りますね。
まとめ:沖縄県の難読地名20選
沖縄県の難読地名20選、あなたはいくつ読めましたか?
「保栄茂=びん」「勢理客=じっちゃく」「越来=ごえく」など、見た目と音の差が大きな地名が並びました。勢理客や饒波は、市町村によって読みが変わることも覚えておきたいですね。読み方を知ると、沖縄県の織物や城跡、島々の名前がさらに身近に感じられます。
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