福岡県には一度では読めないような難しい駅名が数多く存在します。
地元の人にはお馴染みでも、他県の人にとっては「これ、どう読むの?」と思わせる名前ばかり。
今回はそんな福岡県内の難読駅を41選ピックアップしました!
読み方だけでなく、その由来や周辺の見どころもご紹介します。
クイズ感覚で楽しんでみてくださいね!
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目次
- 1 雑餉隈駅(西鉄天神大牟田線)
- 2 糒駅(平成筑豊鉄道伊田線)
- 3 香春口三萩野駅(北九州モノレール)
- 4 企救丘駅(北九州モノレール)
- 5 朽網駅(JR日豊本線)
- 6 三潴駅(西鉄天神大牟田線)
- 7 東犀川三四郎駅(平成筑豊鉄道田川線)
- 8 永犬丸駅(筑豊電気鉄道)
- 9 小波瀬西工大前駅(JR日豊本線)
- 10 勾金駅(平成筑豊鉄道田川線)
- 11 陣原駅(JR鹿児島本線)
- 12 筑前垣生駅(JR筑豊本線)
- 13 穴生駅(筑豊電気鉄道)
- 14 木屋瀬駅(筑豊電気鉄道)
- 15 旦過駅(北九州モノレール)
- 16 守恒駅(北九州モノレール)
- 17 新田原駅(JR日豊本線)
- 18 築城駅(JR日豊本線)
- 19 豊前松江駅(JR日豊本線)
- 20 犀川駅(平成筑豊鉄道田川線)
- 21 鯰田駅(JR筑豊本線)
- 22 感田駅(筑豊電気鉄道)
- 23 桂川駅(JR筑豊本線)
- 24 筑前大分駅(JR筑豊本線)
- 25 九郎原駅(JR筑豊本線)
- 26 下鴨生駅(JR後藤寺線)
- 27 長者原駅(JR篠栗線)
- 28 周船寺駅(JR筑肥線)
- 29 別府駅(福岡市地下鉄七隈線)
- 30 野芥駅(福岡市地下鉄七隈線)
- 31 酒殿駅(JR香椎線)
- 32 大堰駅(西鉄天神大牟田線)
- 33 櫛原駅(西鉄天神大牟田線)
- 34 直方駅(JR福北ゆたか線 / 平成筑豊鉄道伊田線)
- 35 門司駅(JR山陽本線 / JR鹿児島本線)
- 36 小倉駅(JR山陽新幹線 / JR鹿児島本線 / JR日豊本線 / 北九州モノレール小倉線)
- 37 太宰府駅(西鉄太宰府線)
- 38 祇園駅(福岡市地下鉄空港線)
- 39 都府楼前駅(西鉄天神大牟田線)
- 40 行橋駅(JR日豊本線 / 平成筑豊鉄道田川線)
- 41 三苫駅(西鉄貝塚線)
- 42 まとめ:福岡県の難読駅名
雑餉隈駅(西鉄天神大牟田線)
いきなり高難易度の難読駅名が登場してきました。
正解は ざっしょのくま です。
博多区に位置するこの駅は、かつて「雑餉」という集落のあったことに由来します。地域の商業地としても賑わいを見せ、地元民に愛されていますが、初見での正解は難しい駅名です。
糒駅(平成筑豊鉄道伊田線)
見たことのない漢字だ、と思う人も多いのではないでしょうか。
正解は ほしい です。
糒(ほしい)は、かつての保存食である乾燥米のこと。この地域で昔、糒作りが行われていたことが名前の由来です。シンプルな漢字の組み合わせですが、なかなか難しい読み方ですね。
香春口三萩野駅(北九州モノレール)
「かはるぐちみはぎの…?」と思いがちですが…
実際は かわらぐちみはぎの です。
北九州市小倉北区の駅で、エリア名の香春口と三萩野が由来。駅周辺には商業施設も多く、地元の人々に愛されていますが、読み間違えやすい名前です。
企救丘駅(北九州モノレール)
「きかくおか?」と間違えがちですが…
正解は きくがおか です。
企救丘(きくがおか)は、北九州市の企救地区の高台に位置しています。名前は美しい響きですが、初見での読みは難解です。
朽網駅(JR日豊本線)
「くちあみ?」と読みたくなりますが…
実際は くさみ と読みます。
古い地名に由来し、北九州市の静かなエリア。自然に囲まれた地域ですが、漢字の組み合わせが独特で読み方が難しい駅名です。
三潴駅(西鉄天神大牟田線)
こちも難しい!猪に似ている漢字が読めそうで読めない。
正解は みずま です。
久留米市にあるこの駅の名前は、三つの川から由来していると言われます。農業が盛んなエリアで、地元に密着した名前です。
東犀川三四郎駅(平成筑豊鉄道田川線)
非常に長いこの駅名は、
「ひがしさいがわさんしろう」と正解できましたか?
この駅は行橋市東部にあり、犀川と三四郎という地域の旧地名が合わさって誕生した名前です。
永犬丸駅(筑豊電気鉄道)
「えいけんまる?」と読んでしまいがちですが…
答えは えいのまる です。
歴史ある地名が由来で、北九州市八幡西区の住宅街。地元民に親しまれている名前ですが、外来者には難しいかもしれません。
小波瀬西工大前駅(JR日豊本線)
「しょうはせ?」と思いがちですが…
正解は おばせにしこうだいまえ です。
西日本工業大学の最寄駅で、「小波瀬」という古い地名にちなみます。学生で賑わう駅ですが、読みづらいですね。
勾金駅(平成筑豊鉄道田川線)
「こうきん?」と思うかもしれませんが…
正解は まがりかね です。
曲がりくねった山々に囲まれる地域が由来。田川市に位置する静かな駅です。
陣原駅(JR鹿児島本線)
「じんげん?」と間違えそうですが…
実は じんのはる と読みます。
古くからの地名である「陣原」は、戦国時代の陣地に由来します。
筑前垣生駅(JR筑豊本線)
「ちくぜんがきお?」ではなく…
正解は ちくぜんはぶ です。
江戸時代から続く地名で、駅周辺はのどかな田園風景が広がります。
穴生駅(筑豊電気鉄道)
「あななま?」と思いがちですが…
実際は あのお と読みます。
地名は古くからの農村にちなみ、静かな住宅地として人気です。
木屋瀬駅(筑豊電気鉄道)
「きやせ?」と思うかもしれませんが…
正解は こやのせ です。
八幡西区にある住宅街で、地元の方にはお馴染みですが、他の方には難しい読みですね。
旦過駅(北九州モノレール)
「たんか?」と素直に読めば…
その通り たんが です。
旦過市場で有名な駅で、地元民に親しまれている名前です。
守恒駅(北九州モノレール)
「まもりつね?」ではなく…
正解は もりつね です。
守恒(もりつね)地区の名前に由来し、北九州市の住宅街です。
新田原駅(JR日豊本線)
「しんでんばら?」ではなく…
実は しんでんばる です。
由来は農村が広がっていた名残です。
築城駅(JR日豊本線)
「きづき?」と思いがちですが…
正解は ついき です。
古代の城にちなみ名付けられたとされる歴史ある地名です。
豊前松江駅(JR日豊本線)
「ほうぜんまつえ?」ではなく…
答えは ぶぜんしょうえ です。
豊前地域の松江に位置する駅で、地域の特徴をよく表しています。
犀川駅(平成筑豊鉄道田川線)
「さいこう?」と読んでしまいがちですが…
正解は さいがわ です。
周辺は自然豊かで、川沿いの美しい風景が広がる地域です。
鯰田駅(JR筑豊本線)
そのまま読めばOK!
正解です。なまずた と読みます。
水田の多い地域で、鯰(なまず)が多く生息していたことが由来です。
感田駅(筑豊電気鉄道)
「かんでん?」と勘違いしそうですが…
実際は がんだ と読みます。
古代の村の名前が残る地域です。
桂川駅(JR筑豊本線)
「かつらがわ?」と思いがちですが…
正解は けいせん です。
歴史ある地名で、桂の木が多く茂る場所として知られています。
筑前大分駅(JR筑豊本線)
「ちくぜんおおいた」ではありませんよ。
その通り ちくぜんだいぶ です。
歴史的に大分地方からの移民が多かったことが由来です。
九郎原駅(JR筑豊本線)
「くろうはら?」ではなく…
正解は くろうばる です。
古くからある地名で、のどかな風景が広がっています。
下鴨生駅(JR後藤寺線)
「しもかもなま?」ではなく…
実際は しもかもお です。
古い地名で、農村地帯が広がるエリアです。
長者原駅(JR篠栗線)
「ちょうじゃはら?」ではなく…
正解は ちょうじゃばる です。
古い集落の名前に由来し、静かな住宅街です。
周船寺駅(JR筑肥線)
「しゅうせんじ?」と思いがちですが…
正解は すせんじ です。
福岡市西区にある駅で、かつてこの地域には周船寺という古い寺があったことに由来します。現在は住宅街として発展し、福岡都市圏の通勤圏内でもありますが、その読み方が少々独特です。
別府駅(福岡市地下鉄七隈線)
「べっぷ?」と思いそうですが…
実際は べふ と読みます。
この駅名は大分県の温泉地の「別府」とは異なり、福岡市城南区にある地域の地名に由来します。名前は短くてシンプルですが、意外と読み間違えられることが多い駅です。
野芥駅(福岡市地下鉄七隈線)
読めそうで読めない。この駅名は?
正解は のけ です。
福岡市早良区にあるこの駅の名前は、古くからの地名に由来しています。駅周辺は住宅街が広がり、地元の人々に親しまれている場所ですが、初めて見ると読みにくい名前です。
酒殿駅(JR香椎線)
「さけどの?」ではなく…
実は さかど と読みます。
この駅は、粕屋町にある酒殿地域から名付けられました。古くからの集落として知られ、周囲には田園風景が広がっています。読み方が少し特殊で、初見では誤読しやすい駅名です。
大堰駅(西鉄天神大牟田線)
こちらも超難読!
正解は おおぜき です。
福岡県久留米市に位置するこの駅は、久留米地域の農業が盛んなエリアで、昔から「大堰」と呼ばれていました。地元の人には馴染みがありますが、他の地域の方には読みづらいかもしれません。
櫛原駅(西鉄天神大牟田線)
「ふしばら?」ではなく…
答えは くしわら です。
久留米市の古くからある地域名で、周辺には田園風景が広がり、久留米の穏やかな風景が楽しめます。駅名は短いですが、誤読されることが多い駅名の一つです。
直方駅(JR福北ゆたか線 / 平成筑豊鉄道伊田線)
「なおかた?」と思いがちですが…
実際は のおがた と読みます。
福岡県の直方市に位置するこの駅は、筑豊地方の中心として栄えた地域です。歴史ある炭鉱の町で、周辺には古い建物や自然も多く残っています。
門司駅(JR山陽本線 / JR鹿児島本線)
「もんじ?」と思いがちですが…
正解は もじ です。
北九州市門司区にあるこの駅は、明治時代から続く港町として発展しました。門司港レトロ地区の観光地としても有名で、多くの観光客が訪れますが、駅名の読み方は少し独特です。
小倉駅(JR山陽新幹線 / JR鹿児島本線 / JR日豊本線 / 北九州モノレール小倉線)
「おぐら?」と思うかもしれませんが…
答えは こくら です。
北九州市の中心地で、交通の要所としても知られています。商業施設や観光地も多く、福岡県外からも多くの人が訪れるエリアです。読み方は全国的に知られていますが、初見では迷いがちな名前です。
太宰府駅(西鉄太宰府線)
「たいさいふ?」ではなく…
実は だざいふ と読みます。
歴史的な観光地としても有名で、太宰府天満宮が近くにあります。受験シーズンには多くの参拝者が訪れ、学業成就を祈る場所としても知られています。
祇園駅(福岡市地下鉄空港線)
これは聞いたことがある人は多いのでは?
正解は ぎおん です。
博多区の祇園エリアにある駅で、博多祇園山笠の開催地としても有名です。名前は比較的読みやすいですが、地元の人にとっても親しみのある駅です。
都府楼前駅(西鉄天神大牟田線)
「みやこふろうまえ?」と誤読されがちですが…
正解は とふろうまえ です。
古代の都府楼跡地が近くにあり、その歴史的な背景が駅名に反映されています。現在でも遺跡の散策ができるエリアとして観光客に人気です。
行橋駅(JR日豊本線 / 平成筑豊鉄道田川線)
「こうばし?」と間違えやすいですが…
実際は ゆくはし と読みます。
福岡県行橋市の中心駅で、商業施設や観光スポットが多く、地元の人にとっては重要な交通の拠点となっています。
三苫駅(西鉄貝塚線)
「さんとま?」と思いがちですが…
正解は みとま です。
福岡市の海岸沿いに位置するエリアで、自然豊かな風景が楽しめます。地元の方には親しみのある駅名ですが、他の地域から訪れる人には読みにくいかもしれません。
まとめ:福岡県の難読駅名
福岡県内には、歴史や文化に根差した難読駅名が数多く存在します。
普段何気なく利用している駅名も、由来を知ると一層興味深く感じられます。
次に福岡を訪れる際には、ぜひこれらの駅名にも注目してみてください。
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