静岡県に数多く存在する駅名。
普段何気なく目にしているかもしれませんが、実はその読み方が難しい駅も多いんです。
今回、地元の人でも迷ってしまう静岡県の難読駅名を26個厳選しました!
それぞれの駅名の由来や、周辺の観光情報も交えてご紹介します。
クイズ感覚で楽しみながら、知られざる静岡県の魅力に迫ってみましょう。
それでは、さっそく始めましょう!
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目次
- 1 曳馬駅(遠州鉄道線)
- 2 出馬駅(JR飯田線)
- 3 興津駅(JR東海道本線)
- 4 網代駅(JR伊東線)
- 5 大嵐駅(JR飯田線)
- 6 岳南江尾駅(岳南電車)
- 7 五和駅(大井川鐵道)
- 8 戸綿駅(天竜浜名湖鉄道)
- 9 柚木駅(JR身延線)
- 10 須津駅(岳南鉄道)
- 11 三ケ日駅(天竜浜名湖鉄道)
- 12 金指駅(天竜浜名湖鉄道)
- 13 新居町駅(JR東海道本線)
- 14 原谷駅(大井川鐵道)
- 15 川根温泉笹間渡駅(大井川鐵道)
- 16 青部駅(大井川鐵道)
- 17 千頭駅(大井川鐵道)
- 18 焼津駅(JR東海道本線)
- 19 由比駅(JR東海道本線)
- 20 大場駅(伊豆箱根鉄道)
- 21 長泉なめり駅(JR御殿場線)
- 22 蒲原駅(JR東海道本線)
- 23 抜里駅(大井川鐵道)
- 24 御厨駅(JR東海道本線)
- 25 用宗駅(JR東海道本線)
- 26 韮山駅(伊豆箱根鉄道)
- 27 まとめ:静岡県の難読駅名
曳馬駅(遠州鉄道線)
こちらは「ひくま?」「えいま?」と読み間違いしやすい駅名ですね。
正解は「ひくま」です。
曳馬は、浜松市にある静かな住宅街の駅。地名の由来は、戦国時代に馬を曳く(ひく)様子から来ており、歴史的な背景がある場所です。駅周辺には公園や学校が多く、家族連れに人気のエリアです。地元の名物「浜松餃子」を楽しめるお店も近くにあります。
出馬駅(JR飯田線)
「しゅつば」と読んでしまいそうなこの駅名、実は全然違います。
正解は「いずんま」です。
出馬駅は、天竜川沿いにある秘境駅として有名。周辺には森林が広がり、登山や川遊びに最適なスポットです。訪れる観光客は少ないですが、四季折々の風景を楽しめる隠れた自然の宝庫。秋には紅葉、冬には雪景色が美しく、多くの自然愛好家が訪れます。
興津駅(JR東海道本線)
一見、「こうづ?」と読んでしまいそうですが、これは間違いです。
正解は「おきつ」です。
興津は、静岡市の海沿いに位置し、風光明媚な景色が広がる地域。かつて東海道の宿場町として栄え、今もその歴史を感じさせる建物が点在しています。近くには清見寺があり、徳川家康も滞在したという由緒あるお寺です。また、興津海水浴場は夏に多くの人で賑わう人気スポットです。
網代駅(JR伊東線)
これは「あみしろ」だなと思いがちですが、そうではありません。
正解は「あじろ」です。
網代は、熱海市に位置する温泉地として有名。海沿いの町で、網代温泉や網代漁港があり、新鮮な海の幸が楽しめます。漁港で水揚げされたばかりの魚を使った寿司や料理を提供する地元の食事処も多く、観光客に人気です。海水浴や温泉でリラックスするには最適な場所です。
大嵐駅(JR飯田線)
「おおあらし」と読んでしまいそうですが…
実は「おおぞれ」と読みます。
この大嵐駅は、静岡県の北部に位置し、豊かな自然に囲まれた秘境駅の一つです。近くには雄大な天竜川が流れ、周辺では釣りやキャンプが楽しめます。特に、秋の紅葉シーズンには、多くの写真家やハイカーが訪れ、静かな山間で自然を満喫できます。
岳南江尾駅(岳南電車)
文字数が多くなんだか解読するのを放置したくなってしまいますが、
正解は「がくなんえのお」です。
岳南江尾は、岳南電車の終点駅です。駅周辺は工場地帯として知られ、夜には工場のライトアップが幻想的な「工場夜景」を楽しめるスポットとしても有名です。夜景ファンや鉄道ファンにも人気で、岳南電車に乗って工場の光景を見に訪れる人が増えています。
五和駅(大井川鐵道)
「ごわ?」と読みたくなるかもしれませんが…
正解は「ごか」です。
五和は、大井川沿いにある小さな駅で、周辺には茶畑が広がります。この地域は、静岡茶の生産が盛んで、駅の近くには茶工場もあります。観光客は大井川鐵道のSL(蒸気機関車)に乗って、この地域の豊かな自然と日本の茶文化を体験できます。
戸綿駅(天竜浜名湖鉄道)
「とめん」と読んでしまいそうですが…
実は「とわた」と読みます。
戸綿駅は、浜松市の郊外に位置し、のどかな田園風景が広がる地域です。駅周辺では、浜名湖に近く、観光スポットとしてはサイクリングや釣りが楽しめます。また、地元の特産品であるうなぎを使った料理もおすすめです。
柚木駅(JR身延線)
ぱっと見で「ゆずき」と読めそうですが…
正解は「ゆのき」です。
柚木駅は、富士市にある小さな駅で、駅周辺には富士山の美しい景色を楽しむことができるスポットがあります。地元の人々にとっては、日常の中にある風景ですが、訪れる観光客には「静岡らしい」富士山の絶景を堪能できる場所として人気です。
須津駅(岳南鉄道)
この駅、「すつ?」それとも「すど?」と迷いますよね。
正解は「すど」の方です。
須津駅は、岳南鉄道のローカル線に位置する小さな駅です。周辺には川が流れており、夏場にはバーベキューや川遊びを楽しむ人々で賑わいます。また、須津川温泉も近く、湯治場として多くの人に愛されています。
三ケ日駅(天竜浜名湖鉄道)
「さんがにち?」と思いきや…
正解は「みっかび」です。
三ケ日は、静岡県浜松市にあるミカンの産地として有名な地域。甘くて美味しい三ケ日みかんは全国的にも人気で、毎年秋から冬にかけて、多くの観光客がミカン狩りに訪れます。駅周辺も観光地化が進んでおり、特産品を販売するお店も多くあります。
金指駅(天竜浜名湖鉄道)
「きんさし?」と読んでしまいがちですが…
正解は「かなさし」です。
金指駅は、浜名湖の北部に位置する駅で、周辺には古墳群や遺跡などの歴史的なスポットが点在しています。また、天竜浜名湖鉄道沿線ではサイクリングも人気で、風光明媚な景色を楽しみながらのライドが楽しめます。駅からは浜名湖までのアクセスも良く、自然と文化の融合を感じられる場所です。
新居町駅(JR東海道本線)
こちらは案外普通かも。
正解は「あらいまち」です。
新居町は、遠州灘に面した静岡県湖西市に位置し、かつては東海道の宿場町として栄えていました。近くには新居関所があり、江戸時代の歴史を感じることができます。また、浜名湖にもほど近く、潮干狩りや釣りなどのレジャーも楽しめるエリアです。
原谷駅(大井川鐵道)
「はらや?」「はらたに?」と思いがちですが…
正解は「はらのや」です。
原谷駅は、静岡県島田市に位置し、大井川の清流がすぐ近くを流れています。周辺には美しい茶畑が広がっており、特に春には新茶の香りが漂う風景が楽しめます。近くにはいくつかのハイキングコースもあり、自然を満喫できる場所です。大井川鐵道のSLが通る様子も楽しめるため、鉄道ファンにも人気です。
川根温泉笹間渡駅(大井川鐵道)
こちらも素直に読めそうですが…
正解は「かわねおんせんささまど」です。
笹間渡駅は、大井川沿いの静かな田園地帯に位置しています。駅周辺には美しい緑が広がり、地元の人々や観光客にとっても癒しの場所です。近くの川では、夏になるとカヌーや川遊びが楽しめるスポットとして知られています。SL列車が通過する様子は、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
青部駅(大井川鐵道)
色んな読み方が考えられる駅ですが、
正解は「あおべ」です。
青部駅は、大井川鐵道の中でも特に静かな秘境駅です。駅周辺は、四季折々の美しい自然に囲まれており、ハイキングや自然観察を楽しむ人々に人気があります。特に、春には桜が咲き乱れ、川沿いの風景と共に絶景を楽しむことができます。駅自体も小さく、隠れた名所として知られています。
千頭駅(大井川鐵道)
「せんとう」なんて読んでしまいそうですね。
正解は「せんず」です。
千頭駅は、大井川鐵道の終点駅であり、SL列車の拠点としても有名です。駅からは寸又峡や川根温泉など、観光地へのアクセスが便利で、観光客で賑わいます。特に寸又峡の夢の吊り橋は、スリリングで美しい景観が人気を集める観光スポットです。大井川鐵道に乗って、のんびりと自然豊かな旅を楽しむことができます。
焼津駅(JR東海道本線)
「やきづ」と思った人正直申し出てください。
正解は「やいづ」です。
焼津は、全国的にも有名な漁港の町で、特にカツオやマグロの水揚げ量が多いことで知られています。駅周辺には、新鮮な魚介を楽しめる市場や食事処が並び、地元民だけでなく観光客にも人気です。また、焼津温泉もあるため、美味しい料理を味わいながら温泉でリラックスできるスポットとして知られています。
由比駅(JR東海道本線)
「ゆひ?」とそのまま読んでしまいますが…
正解は「ゆい」です。
由比駅は、静岡県静岡市清水区にあり、桜エビの名産地として知られています。由比漁港では、新鮮な桜エビを使った料理を楽しむことができ、毎年春と秋に行われる桜エビ漁は観光客にも大人気です。また、駅からは富士山の絶景も楽しめるスポットとしても有名です。
大場駅(伊豆箱根鉄道)
「おおば」と読みたいところですが、
「だいば」と読みます。
大場駅は、伊豆箱根鉄道の沿線にあり、駅周辺は自然豊かな環境が広がっています。特に春には桜が咲き誇り、駅周辺の景色は絶景です。また、駅近くにはゴルフ場や温泉施設もあり、観光客や地元住民に人気のリゾートエリアです。
長泉なめり駅(JR御殿場線)
裏をかいて「ちょうせんなめり」と読みそうですが、
正解は「ながいずみなめり」です。
この駅は、富士山や箱根へのアクセスが便利な場所にあり、静岡県長泉町に位置します。周辺は住宅地が広がる一方で、自然も豊か。富士山の絶景を楽しみながら、ゆっくりと過ごすのに最適なエリアです。特に登山やハイキングの拠点としても便利で、多くの自然愛好家が訪れます。
蒲原駅(JR東海道本線)
「かばはら?」と思ってしまいそうですが…
正解は「かんばら」です。
蒲原駅は静岡市清水区にあり、かつての東海道五十三次の宿場町として栄えた歴史を持ちます。今も蒲原宿の古い街並みが残り、風情を感じることができます。特に、毎年2月には「蒲原宿場まつり」が開催され、歴史ファンや観光客で賑わいます。また、駅周辺では富士山を眺めることもでき、風光明媚なスポットとしても知られています。
抜里駅(大井川鐵道)
「ぬきさと?」と思いがちですが…
正解は「ぬくり」です。
抜里駅は大井川鐵道の秘境駅の一つで、静岡県川根本町にあります。周囲は茶畑と山々に囲まれ、四季折々の風景を楽しむことができます。駅から少し歩けば大井川の清流も見られ、自然好きにはたまらない場所です。SL列車がゆっくりと通過するこのエリアでは、のんびりとした時の流れを感じながら散策やピクニックを楽しむことができます。
御厨駅(JR東海道本線)
これは独特の読み方なんですね。
正解は「みくりや」です。
御厨駅は掛川市にある駅で、2020年に新しく開業しました。駅名は、古くからこの地が「御厨(みくりや)」と呼ばれていたことに由来しています。周辺は、歴史ある農村地域で、近年では工業地帯としての発展も見られます。駅の開業により、掛川市内外へのアクセスが便利になり、通勤や観光の利便性が向上しました。掛川城や茶畑も近くにあり、観光スポットとしても注目されています。
用宗駅(JR東海道本線)
「ようしゅう?」と思いきや…
正解は「もちむね」です。
用宗駅は静岡市にあり、海がすぐ近くに広がる駅です。特に、用宗漁港では新鮮な魚介類が楽しめるほか、しらすが特産として有名です。駅周辺には「用宗しらす街道」と呼ばれるグルメスポットが点在し、地元のしらす料理を堪能する観光客も多く訪れます。また、静岡市中心部からのアクセスも良く、海辺の散策や釣りを楽しむ人々に人気のエリアです。
韮山駅(伊豆箱根鉄道)
「韮」の漢字が読めるかどうかが鍵です。
正解は「にらやま」です。
韮山駅は、伊豆箱根鉄道の沿線に位置し、韮山反射炉という世界遺産があることで有名です。この反射炉は、幕末期に鉄製の大砲を鋳造するために造られたもので、現在は貴重な歴史遺産として保存されています。駅周辺は観光スポットが多く、特に春には韮山梅林が満開となり、観光客で賑わいます。伊豆の温泉地や観光地へ向かう玄関口としても便利な場所です。
まとめ:静岡県の難読駅名
いかがでしたか?今回は静岡県の難読駅名を26個紹介しましたが、思わず読み方に悩んだ駅名もあったのではないでしょうか。
静岡県には、歴史や自然、地域の特色を反映した駅名が多く、旅をしながらその背景を知ることも一つの楽しみです。
次回、静岡を訪れる際には、ぜひこれらの駅名にも注目し、地元の文化や風景を感じてみてください。
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