【難読駅名】読めたら天才！？青森県の難しい駅名 23選

青森県には、一筋縄では読めない難読駅名がたくさんあります。

初めて目にすると「これ、どう読むの？」と戸惑うこと間違いなし。

今回はそんな青森県の難読駅名を23個ピックアップしてご紹介します。

それぞれの駅名の読み方や由来を知ると、その土地の歴史や自然の風景が浮かび上がってきます。

さあ、どれだけ読めるかチャレンジしてみてください！

撫牛子駅（JR奥羽本線）

「撫牛子」。パッと見で「なでうしご」と読みたくなりますよね？

正解は「ないじょうし」です。

撫牛子駅は、弘前市の北部に位置する静かな駅です。この地名は古くから使われており、「撫でる」という言葉が示す通り、穏やかで優しい雰囲気を持つ地名です。江戸時代には農村として栄え、牛を使って田畑を耕す光景が日常的だったとされています。現在は、周辺には住宅地が広がり、青森市と弘前市を結ぶ路線の途中に位置するため、通勤・通学に利用されることも多いです。

艫作駅（JR五能線）

「艫作」、最初に見ると「ともさく」と読んでしまいそうですが…。

正解は「へなし」です。

艫作駅は、青森県西端の海岸線沿いにあります。五能線は日本海を臨む絶景路線として知られており、この駅もその一つ。かつてこの地域は漁村として栄え、「艫」とは船の後ろ部分を指し、漁船が停泊する様子が駅名に由来していると言われています。周囲には温泉地や観光地もあり、地元の歴史に触れながら、自然の景色を楽しむことができます。

三厩駅（JR津軽線）

「三厩」、一見「さんきゅう」かな？と思いませんか？

正解は「みんまや」です。

三厩駅は、津軽半島の最北端に位置する終着駅で、日本海を間近に望むことができます。かつては青函トンネルの工事基地としても知られたこの駅は、現在はひっそりとした雰囲気に包まれています。駅周辺は、海の幸が豊富な漁村であり、地域の歴史や風土に触れる旅の玄関口として親しまれています。駅名の「厩」は馬屋（厩舎）の意味があり、古くから馬に関連した場所であったことが由来です。

左堰駅（JR津軽線）

「左堰」。二文字目の漢字が難しすぎませんか？

実は「ひだりせき」と読みます。

左堰駅は、津軽平野の中にぽつんと佇む無人駅です。周囲には田んぼや畑が広がり、農村地帯の中心に位置しています。この名前は、昔、ここに堰（せき）という水を流すための施設があり、左手にあったことに由来します。農業用水を管理する堰がこの地域の発展に重要な役割を果たしていたため、今もその名前が残されています。

驫木駅（JR五能線）

「驫木」。この漢字、あなたは見たことがありますか？

正解は「とどろき」です。

驫木駅は、日本海に面した美しい景色が広がる駅です。「驫」という漢字は「馬が三頭」という意味を持ち、驫木という地名は、かつてこの地で馬が放牧されていたことに由来しています。現在では、この小さな駅は観光客にも人気のスポットであり、日本海に沈む夕日を眺めるには絶好の場所として知られています。

風合瀬駅（JR五能線）

「風合瀬」。最初は「かぜあわせ？」と読みたくなりますよね。

正解は「かそせ」です。

風合瀬駅は、日本海沿いに位置する小さな駅で、五能線の中でも特に絶景ポイントの一つです。名前からも感じられる通り、この地域は風が強く吹くことが多く、厳しい自然環境に育まれた漁村です。荒々しい波が打ち寄せる海岸線は、多くの観光客が訪れる理由の一つとなっています。特に夕日の美しさは圧巻で、写真愛好家にも人気のスポットです。

階上駅（JR八戸線）

「階上」、つい「かいじょう」と読みたくなりますが…。

正解は「はしかみ」です。

階上駅は、青森県南部の自然豊かなエリアに位置しています。階上岳という美しい山が近くにあり、その麓に広がる町が階上町です。山のふもとに位置していることから、地名に「階上」と名付けられました。山歩きやハイキングを楽しむ人々にとっては、ここが自然の入り口となる場所で、訪れる度に四季折々の風景が楽しめます。

苫米地駅（青い森鉄道）

「苫米地」、元広島カープの投手でいましたねー。

正解は「とまべち」です。

苫米地は、古くから農業が盛んな地域で、豊かな土壌を活かした農作物が特産品です。駅周辺は静かな田園風景が広がり、のどかな暮らしが営まれています。「苫米地」という地名の由来には諸説ありますが、地域の歴史を反映した名前であることは間違いありません。訪れると、まるで時が止まったかのようなゆったりとした雰囲気に包まれます。

吹越駅（JR大湊線）

「吹越」。最初は「すいごし」かな？と思いがちですが…。

正解は「ふっこし」です。

吹越駅は、青森県の北部にある小さな駅です。周囲は広大な自然が広がり、山々に囲まれた静かな場所です。この地名は、風が強く吹き抜ける土地柄に由来しており、地元の人々にとっては馴染みのある名前です。駅周辺は自然豊かで、四季折々の景色が楽しめる場所としても知られています。

千曳駅（青い森鉄道）

「千曳」、読めそうで読めない駅名ですね。

正解は「ちびき」です。

千曳駅は、青い森鉄道の沿線にあり、歴史的にも古い地名です。「千曳」という名前は、かつてこの地で千人がかりで大きな石を引っ張って移動させたという伝説に由来しています。そのため、力強い歴史のイメージが強く残る地名です。駅周辺には、緑豊かな自然が広がり、静かに過ごすにはぴったりの場所です。

乙供駅（JR花輪線）

こちらは「乙供」。読み方は…。

正解は「おっとも」です。

乙供駅は、JR花輪線に位置する小さな駅です。この地域はかつて鉱山で栄え、駅名もその歴史に関連しています。地元の人々にとっては馴染み深い名前ですが、初めて聞く人にはなかなか読みにくい駅名です。駅周辺は自然に囲まれ、静かに時間が流れる場所として知られています。

田舎館駅（弘南鉄道弘南線）

「田舎館」。読み方は「いなかかん」では？と思いがちですが…

実は「いなかだて」と読みます。

田舎館駅は、青森県の中央部に位置する田園風景が美しい場所です。この地名は、文字通り「田舎」にあることに由来しており、周囲はのどかな農村地帯が広がっています。特に、田んぼアートで有名な地域として知られ、毎年多くの観光客が訪れます。田園アートは、巨大な絵を田んぼに描くイベントで、近くの展望台からその美しさを楽しむことができます。

嘉瀬駅（津軽鉄道）

「嘉瀬」。これはなんとなく読めそうな気がしますが...。

正解は「かせ」です。

嘉瀬駅は、津軽鉄道沿線の静かな駅で、津軽地方の歴史と文化を感じることができるエリアに位置しています。地名の「嘉」には「喜び」「祝福」といった意味があり、かつてこの地が農業で豊作に恵まれていたことが由来とされています。駅の周辺には、津軽の風景が広がり、特に秋には美しい稲穂が一面に広がります。

深郷田駅（津軽鉄道）

「深郷田」。これも一瞬読めそうで迷いますが…

正解は「ふこうだ」です。

深郷田駅は、津軽地方の小さな駅で、名前の通り深い田んぼや農村地帯に囲まれています。この地域は昔から農業が盛んで、深い田んぼが広がる風景が特徴です。また、周辺の山々や川が豊かな自然を感じさせ、季節ごとに異なる表情を見せるため、自然愛好家には人気のスポットでもあります。

毘沙門駅（津軽鉄道）

「毘沙門」。戦国武将に関係がありそうなこの名前、どう読みますか？

実は「びしゃもん」と読みます。

毘沙門駅の名前は、仏教の四天王の一つ、毘沙門天に由来しています。毘沙門天は戦いの神として知られており、かつてこの地域に毘沙門天を祀る寺があったことが駅名の由来です。駅の周辺は自然豊かで、歴史的な雰囲気も感じられる静かな場所です。

津軽尾上駅（弘南鉄道弘南線）

「津軽尾上」。これは比較的わかりやすいかもしれませんが…

正解は「つがるおのえ」です。

津軽尾上駅は、青森県のりんご栽培が盛んな地域に位置しており、特に秋には収穫の風景が広がります。この駅周辺は、りんご園が数多く点在し、訪れると甘い香りが漂う季節もあります。駅名は津軽地方の「尾上」という地域名に由来しており、古くから続く農業地帯として知られています。

野辺地駅（青い森鉄道）

「野辺地」。これは「のべじ」？と思ってしまうかもしれませんが…

正解は「のへじ」です。

野辺地駅は、青森県東部に位置し、古くから交通の要所として栄えた場所です。港町としての歴史もあり、かつてはこの地を通じて多くの人や物が行き交いました。現在では、海産物や農産物の取引が盛んで、特にホタテやりんごが特産品として知られています。

柏農高校前駅（JR五能線）

「柏農高校前」。そのまま読んでみてわかるかな？

正解は「はくのうこうこうまえ」です。

柏農高校前駅は、青森県の農業高校である柏農高校の最寄り駅として設置されました。地元の若者が通うこの駅は、周囲を豊かな農地に囲まれており、特に農業実習が行われる広大な農場が近くにあります。高校生たちが日々、自然の中で農業の技術を学ぶ様子を見ることができるのもこの駅の特徴です。

鰺ヶ沢駅（JR五能線）

「鰺ヶ沢」、これは「アジ」が入っているから魚に関係ある？

その通り、「あじがさわ」と読みます。

鰺ヶ沢駅は、日本海沿いに位置する美しい漁港町です。鰺ヶ沢は、その名の通り、アジなどの魚介類が豊富で、漁業が盛んな地域として知られています。新鮮な海の幸を求めて、多くの観光客が訪れるほか、夏には鰺ヶ沢海岸でのマリンスポーツも楽しめます。冬には厳しい寒さと雪が覆いますが、その景色もまた絶景です。

七戸十和田駅（東北新幹線）

「七戸十和田」。一度聞いたら忘れなさそうなこの名前、読み方は？

「しちのへとわだ」と読みます。

七戸十和田駅は、東北新幹線の駅で、青森県南部の玄関口となっています。十和田湖などの観光地へのアクセスも良く、多くの観光客が訪れます。駅周辺は、昔ながらの温泉や自然が豊富なエリアで、訪れる人々にリラックスできるひとときを提供しています。十和田湖は特に秋の紅葉で有名です。

十和田市駅（南部バス）

「十和田市」、この名前も意外と読み間違えそうですが…

正解は「とわだし」です。

十和田市駅は、十和田市内の中心部に位置し、観光やビジネスの拠点として多くの人が利用します。市内には美術館やショッピングモールもあり、地元住民にとっては重要な駅です。特に秋には、十和田湖の紅葉を目当てに多くの観光客が訪れます。

白神駅（JR五能線）

「白神」、自然豊かな場所にあるこの駅名、読み方は？

正解は「しらかみ」です。

白神駅は、白神山地という世界自然遺産の麓に位置し、豊かな自然に囲まれた場所です。ここはハイキングやトレッキングの拠点として知られ、特に自然愛好家やアウトドア好きの人々にとっては訪れる価値のある場所です。手つかずの自然が残る白神山地は、四季折々の美しい景色を楽しむことができ、多くの観光客に愛されています。

蓬田駅（JR津軽線）

「蓬田」。読める人は結構いるかも？

実は「よもぎだ」と読みます。

蓬田駅は、青森県の津軽半島に位置し、静かな農村地帯が広がるエリアにあります。地元では「よもぎ」という草が多く自生していたことからこの地名が付いたと言われています。周囲はりんご畑が広がり、秋には美しい紅葉と共に豊かな実りの景色が楽しめます。農業が主要産業で、訪れると地域の人々の温かさを感じられる場所です。

まとめ：青森県の難読駅名

いかがでしたか？青森県には、読みにくい駅名が多くありますが、それぞれに地元の歴史や文化、自然が深く関わっています。

ぜひ、これらの駅名を覚えて、実際に訪れてみてください。

自然豊かな青森の魅力を再発見できるはずです！